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元八幡

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もとはちまん


 大町四つ角を大町大路の方向に直進するとJR横須賀線の踏切(三浦道踏切)がある。そこを渡って、最初の小道を入ると元八幡がある。由比若宮ともいう。祭神は仁徳天皇、履仲天皇、仲媛命、磐之媛命。元八幡の名称通りにもと現在の鶴岡八幡宮があった場所が元八幡の場所である。鶴岡が最初に置かれた相模国由比郷鶴岡はこの地のことである。平忠常を討った源頼義が康平六年(1063)に石清水八幡宮を勧請し、由比郷鶴岡(現在の元八幡のあるところ)に祀った。その後、源義家が永保元年(1081)に社殿を修理した。治承四年(1180)に頼朝が鎌倉入りを果たすと、この社殿を小林郷松ヶ丘(現在の鶴岡八幡宮若宮の所在地)に移し鶴岡若宮と称した。今の鶴岡八幡宮若宮がそれである。元八幡の碑文がある。


元八幡

撮影日:2010年10月27日

鎌倉市材木座1丁目
(鎌倉郡乱橋材木座村)


近くにある石清水の井

入口

鳥居

境内

社殿

社殿

社殿

境内


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257 鶴岡八幡宮

位置


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参考文献

『かまくら子ども風土記(改訂十版)』、鎌倉市教育委員会、1991年
白井永二『鎌倉辞典』、東京堂出版、1992年
奥富敬之『鎌倉史跡事典コンパクト版』、新人物往来社、1999年
吉田茂穂『鎌倉の神社』、かまくら春秋社、2002年

LOG DATA
2011/01/14 UP
2011/01/16 誤記の訂正
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