植木の龍宝寺から少し先にいくと諏訪神社の信号がある。そこから住宅地を少し入ったところに諏訪神社の入り口がある。旧村社で植木の鎮守。祭神は建御名方神(たけみなかたのかみ)。例祭は8月27日。本殿の他、神楽殿などがある。創建は永正5年(1512)、北条早雲により玉縄城が築かれた際、城内の東北隅、城で一番高かった諏訪壇に城の守護神として勧請した。元和5年(1619)に玉縄城が廃城になると、村人が現在地に移したという。その際に関谷の御霊社(祭神は鎌倉権五郎景正)を合祀した。


植木の諏訪神社

撮影日:2012年2月
鎌倉市植木
(鎌倉郡植木村)

社殿 大船町・玉縄村の合併記念額 舞殿 社殿 社殿
参道 「御霊・諏訪両大神」

鳥居

位置

参考文献

奥富敬之『鎌倉史跡事典コンパクト版』、新人物往来社、1999年
吉田茂穂『鎌倉の神社』、かまくら春秋社、2002年

2012/09/02 UP
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