北鎌倉、台の山崎へ通じる道の途中にあるのは神明神社である。祭神は天照大神、蛭子之命(ひるこのみこと)、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、素戔雄命(すさのおのみこと)で、元亀年間(1570〜1573)にこのあたりで疫病が流行した折に村民の代表が伊勢詣に行き、賜ったお札で天照大神をこの地に勧請したのがはじまりだという。大正9年(1920) に近くの淡路社、第六天社、諏訪社を合祀した。


台の神明神社
撮影日:2012年2月
鎌倉市台4丁目
(鎌倉郡台村)

         
         

位置

参考文献

吉田茂穂『鎌倉の神社』、かまくら春秋社、2002年

2012/09/17 UP
2015/01/22 CSS改修