大船の多聞院の隣山にあるのは熊野神社である。大船の鎮守で、祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)。例祭は9月24日に近い日曜日。天正7年(1579)、玉縄城の北条氏の家臣であった甘糟長俊が木造神像とともに勧請したのがはじまりと伝える。この神像は現存し、社殿に安置されている。末社に金刀比羅宮、神明社がある。もともとは隣の多聞院が別当寺であった。
大船の熊野神社
大船の多聞院の隣山にあるのは熊野神社である。大船の鎮守で、祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)。例祭は9月24日に近い日曜日。天正7年(1579)、玉縄城の北条氏の家臣であった甘糟長俊が木造神像とともに勧請したのがはじまりと伝える。この神像は現存し、社殿に安置されている。末社に金刀比羅宮、神明社がある。もともとは隣の多聞院が別当寺であった。