小町の蛭子神社の裏手の滑川には、琴弾橋がかかっている。小町小路から、この橋を抜けると比企ヶ谷の妙本寺の総門横に出る。橋の名の由来は、橋の東側、小御所ヶ丘(こごしょがおか)に「琴弾の松」という松があり、その松の枝が風に揺れると、まるで琴を弾くかのように美しい音がしたからであるという。この松はもうないが、現在もあたりは静かな住宅街であり、往古の風情を今に伝えている。このあたりを流れる滑川は夷堂川(えびすどうがわ)と呼ばれている。
琴弾橋
小町の蛭子神社の裏手の滑川には、琴弾橋がかかっている。小町小路から、この橋を抜けると比企ヶ谷の妙本寺の総門横に出る。橋の名の由来は、橋の東側、小御所ヶ丘(こごしょがおか)に「琴弾の松」という松があり、その松の枝が風に揺れると、まるで琴を弾くかのように美しい音がしたからであるという。この松はもうないが、現在もあたりは静かな住宅街であり、往古の風情を今に伝えている。このあたりを流れる滑川は夷堂川(えびすどうがわ)と呼ばれている。
琴弾橋