鎌倉大仏の背後の山から笛田に抜ける山道を大仏坂切通しと言う。切通しや掘割、やぐらなどが現在も見られるが、史料には見えないため、その歴史は詳細がわからない。江戸時代には藤沢から鎌倉方面へ向かう道として利用され、明治時代には人力車も通れるように回収されたものの、険しい山道のため、大正時代以降、トンネルによる新道の開削が行われ、旧道は廃された。現在はハイキングコースなどになっている。


大仏坂の切通し
撮影日:2005年9月11日
(2007年3月23日)
鎌倉市長谷4丁目付近
(鎌倉郡長谷村)


位置

参考文献

(ジャパンナレッジ版)『日本歴史地名大系』、平凡社

2011/10/22 UP(暫定、作成中、画像のみ)
2012/01/26 UP(正式)
2017/06/04 CSS改修
▲非表示