玉縄小学校近くには玉泉寺がある。真言宗大覚寺派で、正しくは聖天山歓喜院玉泉寺と称する。開基は一歩沙弥と呼ばれた小林若狭という人物で、元和2年 (1616)に邸内に寺を作ったのがはじまりと伝える。山号・寺号は背後に聖天の祠があったことに由来する。本尊は不動明王。この不動明王像は胎内にもうひとつの不動明王を持つ。


玉泉寺
撮影日:2012年2月
鎌倉市玉縄
(鎌倉郡玉縄村)


位置

参考文献

白井永二『鎌倉辞典』、東京堂出版、1992年
『鎌倉の寺』、かまくら春秋社、2001年

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